これまで“改修設計”は1992年の設立当初よりマンションの“改修”に特化した設計事務所として業務を行ってまいりました。

建物の劣化は立地、形状、構造、素材により様々です。
私たちは豊富な経験に基づいた建物の観察と記録から建物の個別性を把握します。
そして管理組合の皆様との対話の中から、今後のマンションに在り方を模索し、改善・改良するための技術とアイデアを提供、建物に反映させます。

永きにわたりマンションに携わる中で、建物と住まい方は時代と共に変化していくことを実感しています。
技術の進歩、社会的環境、ライフスタイルの多様化などの変化を見据えながら“Ｌｉｆｅ Ｃｙｃｌｅ Ｄｅｓｉｇｎ”として改修設計を行います。設計者に求められる職能も大規模改修、設備改修、デザインリニューアル、耐震補強、長期マネジメントなど広範囲に及びます。

社会的に既存建築ストックの再生・活用が広く求められる現在、繕いに終わることなく、改修から再生まで、改修設計はこれからの時代を見据え、皆様と共にマンションの未来を描いていきます。